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【展覧会感想】ドガ展@横浜美術館

今回はドガ展のレビューです。

先週の土曜日から昨日までに、3つの展覧会(横浜美術館のドガ展、上野の東大寺展、ちひろ美術館)を見てきました
横浜に用事があって、中途半端に時間があってどうしようと・・・そうだ、横浜美術館に行こう。土曜日なのに意外とすいてました。

美術館から足が遠のいてましたので、なんか久々。でも美術館ってやっぱりいいな。

「ドガ展」
2010.9/18(土)ー12.31(金) 
横浜美術館
「エドガー・ドガ待望の大回顧展。」「傑作エトワールが初来日!」

→横浜美術館のサイト

今回は「目玉」がありまして
代表作「エトワール」が来日しています。他にも代表作がきています。
「エトワール」はコチラ。
doga1.jpg


今回は「回顧展」=画家ドガの生涯、というのをキーワードに観覧しました♪

24歳の自画像にはじまり、視力の衰えてしまった晩年まで、ドガの一生涯の作品が並んでいます。
特に一人の作家の展覧会だったら
「生まれた年」を始めにチェックして、「年代」から「年齢」をチェックしてみるのが私なりのポイントです。

裕福な銀行家の家庭に生まれ、パリ国立美術学校に進学、イタリア旅行に行ったり、ルーブル美術館で模写したりして絵の勉強をしています。かなりストレートに絵の道を志したようです。
最初はアングル派に師事したということもあり、けっこうアカデミックな(古典的学問的に絵の勉強した)な画風です。

1868年という年に着目しました。34歳。私と似たような年齢です。この1868年の作品数がとても多いので、この時期はのりにのってがしがし描きまくれたのでしょう。その前まで、荒削りな作品も多い中、1868年の競馬の絵では、とても完成されていて、「デッサンも相当して、もう、書こうとする物は描けるものね」という印象を受けました。

自分も絵描きなので、絵描きとして重ねてしまうのですが(ドガというのもなんなんですが)、技術ができてくると、なにか、転換を求めると思います。というか、今自分が転換したい時期なので。

そこから、「バレリーナ」という新しいモチーフを見つけ出し、いれこんできます。
踊り子さんといっても、パトロン、つまり愛人関係を結ぶ男性ありきの職業で、このころに描いていた娼婦にも近いモチーフでもあります。

ドガは俗っぽいモティーフが好きで、舞台表でなく、舞台裏のような風景を好んで描いています。
doga2.jpg
こちらも代表作「バレエの授業」39-42歳の作品。
おじいさん先生の授業をきいてる女性はおしゃべりしているやら、「たるいわ~」という心の声が聞こえてきそう。大学の授業みたいなかったるさでしょうか・・・。手前から二番目の位置の女性が背中に手をまわして、ぼ~りぼ~りと背中を掻いているのが一番面白いところ。うしろうしろ、カメラっ

・・・盗撮、ぽいですね。

バレエ・娼婦の次にはまったモテーフが入浴する女性です。
doga3.jpg
「浴盤(湯浴みする女)」もう53歳。
たんすの上にカメラしかけました、みたいなアングルです。とても綺麗な色あいです。これまた盗撮っぽい。
結婚したという表記がないので、ドガは生涯を通じて独身だったようです。
お風呂も色々あったのですが、日本と違ってお湯がはっていなくて、たらいの上につぼに入ったお湯を流してはいってたのかな?江戸時代のお風呂事情の方がリッチだな~とか思っていました。

40代の頃のテーマ、「バレリーナ」や「娼婦」、「競馬」は出入りして、スケッチを書いて、アトリエで再構成して書いていたようです。この出入り先もちと・・・というかんじですが、お風呂に入る女性を妄想?取材?して書きまくる晩年もかなりどうかっ、ドガどうかっ

気難しい性格で、人間関係は苦手だったそうです。マネと親交があり、画風もマネによく似てると思った絵が結ありました。マネと奥さんを描いた絵もありました。
が、この絵、奥さんの顔の半分のところで、キャンバスがマネによって見事に切断されてます(泣)
ドガマネ奥さんの間で、なにがあったっ

60歳代頃、視力がほぼ衰えた後も鑞で140体もの小さな彫刻を残しました。創作意欲の高さが伺えます。
70歳代で初個展が行われてます。ちと寂しいね

若い頃から、ストレートに創作に励んでいた人という印象をうけました。
「この回顧展を見ただけの印象」なのですが、ドガという画家の一生は、けっこうドロドロした世界に引きつけられて、絵は名高く残ったものの、わりと寂しい人生だったのかな~と感じました

 ↓テレビでやるみたいなので、チェックしておきます。
 NHK日曜美術館「ドガ 光と影のエトワール」
 2010年12月19日(日)午前9時~10時/12月26日(日)午後8時~9時(教育テレビ)


最後:エトワールについて。

絵のなかで、「エトワール」はやはり秀逸。その小振りな作品を見た時、私はオルセー美術館で見た記憶がよみがえりました。背景に丹念に塗り込まれた灰色がなんともいい色で(先日仕事で描いた絵のバックをこんなにしたかった~)、バレリーナや他の人物はパステルで勢いで一瞬で描いてしまった感じ。絵を描いていると「描けちゃった!」絵がたま~に出現することがあって、それが異常に高評価だったりします。努力したというよりは、軽い明るいタッチで、そんな「描けちゃった!」という絵ではないでしょうか?エトワール=輝き、という題名の通り、ストロボのようなまばゆい輝きを感じる作品です。

ドガ展は綺麗な絵がたくさんあって、ドガやマネ、19世紀の欧州作品の好きな方におすすめです。

P.S.久々に頑張って書いたので読み切ったかたはランキングおしてってね
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